確かめなくても、誰がやったのかわかる。 努力した成果が先輩に認められただけ…。 そんなに経験者じゃない私に超えられた事が悔しかったのか…。 私は制服に着替えてカバンをつかむと、部室を出た。 サエが選ばれてたら、私はきっと心から祝福しただろう。 自分の事のように嬉しく思ったはず。 でも、サエは私が選ばれた事を喜んでくれなかった。 それどころか、自分を陥れたとか、そんな事まで言い始めた。 本性はそんな人間だったんだろう…。