マサシの姿を見たカズミ達は慌てたようにその場から散っていく。 ひどい印象を持たれたくなかったんだろう。 「矢野はわかるけど、何でお前が?サエちゃんは?」 「あ、サエは…」 私が首を横に振ると、マサシは察したようだった。 「そっかー。まあ、選ばれたのは俺が練習に付き合ってやったからだよなー」 「まあ、そうだね…」 「じゃ、頑張れよ」 マサシはそう言うと、体育館を出て行った。 サエもいつの間にかいなくなってて、私1人だけポツンと残された状態だった。