「総合評価でって言ったはず。とにかくこれは決まった事だから、これ以上は何も聞くつもりはないわ。さあ、練習再開します」 ピシャリとキャプテンはそう言って、部員にうながした。 「サエ…」 私が声をかけると、サエは聞こえなかったかのように背を向けて行ってしまった。 今まで一緒に積み重ねてきたものが一気に崩されたような気がした。