だからこそ、素直に嬉しいと思う。

自分はもう存在してる価値がないって思ってたから。


誰かの役にたてるなら、頑張りたいと思うし…。




「ゆず、一緒に頑張ろうね♪」

「マホ、よろしくね!」


マホはギュッと私の手を握ってニコッと微笑んでくれた。



本当の友達…。



今まで欲しかったのはマホや虎鉄のような友達。

翠やリエもずっと気にはかけてくれてたけど、私は心を完全に開く事ができなかった。



私、やっと一歩踏み出せるようになったって事なのかな…?