「ひどい…」 話を聞いていたマホは目に涙を浮かべていた。 いつの間にか、桐沢君も少し離れたところに立っていて話を聞いている。 「…私はマサシとサエの二人に階段から突き落とされて右足を骨折したの…」 「…っ!」 そして言われたあの言葉…。 『もう、姿見せんなよ、ブス』 あの時の二人の瞳はきっといつまでも忘れないと思う。