素直に、謝るべきなのかな…? 機嫌を伺うように、チラッと会長を見る私。 一瞬、視界に映った会長は相変わらず無表情で、私の目をジッと見つめていました。 …ちゃんと、相手の目を見れるとこ。 それは会長の長所でもありますが、今の私には怖いだけ。 『あ…!』 必死に頭を手繰り寄せていたら、私の頭に何か煌めくものを発見しました。 思わず『あっ』と不自然に言ってしまいましたが、今はそんなこと気にしていられない。