でも、弱い彼女を守れてよかったです。 そう笑った沖田を、斎藤は馬鹿だと思いながら、少し羨ましいようなそんな気を抱く。 桂と交流を持つ一風変わった少女は、新撰組に小さな風を吹かせ存在を刻みつけた。 第一章。完