「でも、終わるまで、目を閉じていてはくれませんか。」 君に見せたくないんです。と沖田さんは言った。 「え……」 「お願いします」 私は、物言わさぬ沖田さんの背中を見つめ、それから返事をして目を閉じた。 怖いけれど大丈夫。 沖田さんが守ってくれているから。 「近藤さん!2階は私に任せて下さい!下が手薄です!」 「ああ、頼む!」 ドタドタと騒がしく 刀がカキーンと重なり合う 怒号が響き渡り 私の心臓が早鐘を打つ ここが歴史の表舞台。 私がこんなところに今いるなんて、誰が想像しただろう。