歴史の星空に飛び込んで



「涼香さん、私どのくらい眠ってましたかね」


ポリポリと頭をかきながら言った私は相当アホっぽいと思う。


まあ寝顔も見られてたわけですし今更関係ないんすけどね




「半刻くらいやなぁ。よお寝てたわ」



唇に人差し指を添えながら言った涼香さん。

私は半刻と聞いてぐったりした。


絶対沖田さんに怒られる。



「でもじきにお迎えが来る思うえ、さっき雪哉があんたが倒れたの聞いて屯所に行ったから」



え!雪哉さんまで!



「ほんっっっとうにご迷惑かけてすいませんでした」

謝っても謝りきれないよこれ