「お誂え向きに落ち葉もありますし」



ニッコリ笑うと沖田さんは渋々というように頷いた。





「俺芋貰ってくるわ」

「きゃー!山崎さんありがとう!」



わーいわーいと山崎さんの手を握りブンブンと振る



「お、おう。もっと落ち葉集めといてや?、めっちゃぎょうさん持って来るから」


「はーい!」



ってあれ?沖田さん焼き芋食べたいって言ってたのになんかテンション低くない?



山崎さんが行った後に、沖田さんを見ると沖田さんはハッとした。



「どうしたんです?」

「え、や、あはは、どうしちゃったんですかね私。さあ落ち葉集めましょう!」