「……あれ?山南さん」
沖田さんが視線をうつして言った。
こんな時間に山南さん?
キョロキョロと辺りを見渡すと、てっきり屯所にいると思っていた山南さんが外から帰って来たところだった。
「山南さんおはようございます」
私はペコリと頭を下げると山南さんも少し頭を下げて
「おはよう」
と。
なんかいつもと違うように感じるのは気のせい?
「あ、山南さん」
え!何してるの沖田さん!
沖田さんは急にクンクンと山南さんの羽織りを嗅ぎ出した。
犬みたいに!
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