歴史の星空に飛び込んで

「……どうしましょう」

「行くしかないやろ」

「ぎゃっ！」




ぬっと沖田さんと私の間に現れたのは、新撰組監察方の山崎丞さんだ。



「山崎さん！なんでここに？」




驚き過ぎて声が裏返ったけど、そんなの今はどうだっていい



「二度も同じ失敗はしたくないんでね、だから呼び戻しに来てんけど事が事やから加勢に転じた」



ピース、って山崎さんお気楽！



「土方さんは？」


「ばれてるよん」


ピース、って！嘘ぉ！？



「副長も長州が動きを見せた時点でこうなることはわかってたっぽいけどな」