歴史の星空に飛び込んで



「って、まるで……!」


頭を抱えた。
星空の下の縁側は涼しくて、ついつい考え事をしてしまうみたい。


まるで、私は沖田さんに恋をしている。なんて


どひゃー!
と体温が上がる。

おおお沖田さん、に、ここ恋!
確かに沖田さんカッコイイし優しいし

でも私なんかが

私なんかが!


「かーんのさん」

「ぎゃー!!出たー!!」

「出たって、酷いなぁ」


沖田さん出たー!!
なんのグッドタイミング!?

当たり前のように隣に座り込んだ沖田さんに心臓をバクバクさせる。



「なななんで!」

「菅野さん絶対今日もここにいるだろうと思って」