歴史の星空に飛び込んで



***

帰りたいって

帰りたいって凄く思うのと同時に、最近

このままここにいても楽しいんじゃないか、なんて思いだしていた。

危ないよ私。


歴史を変えてしまうのがあんなに怖かったのに

側に居たいなんて思っていた、この人達の側にって。


ついていきたい
この先待ち受ける歴史の変化の先にも

なんて

駄目だってわかってる

あんなに帰りたかったのに

だけど


‘この笑顔が好きだ’


私は知らない間に、沖田さんの笑顔に満たされていたみたい


私を守ろうとしてくれた背中は大きくて


託したいと思った。