真梨奈:「ところで、2限の終わりの時高木先生と何話してたの?」

「…えっと―‥。」

何故か先生との事を思い出して少し赤くなってしまう頬。


南:「てか、いいなあ!高木先生と暮らすとか!!まぢ羨ましい。」

「しぃ〜!!…‥良くないッ!!」

花:「いいじゃん!高木先生かっこいいし‥。」

「そういうことじゃなくて‥。」

真梨奈:「奈緒、話そらさないでよ!南も花も!昨日何かあったんでしょ?朝言ってたじゃん!」

「…あ、うん…しょーもない事なんだけど昨日、先生が‥私の事…子供だって言ったの…。」

こんな事で怒ってしまった自分が情けない。でも私には…

南:「…ってそれだけ?…。」

真梨奈:「でも奈緒には、1番気にしてる事だしショックだよ。」

花:「私達も、言ったりしちゃうけど…。高木先生にしても、冗談でからかってるんじゃないの〜?」

「…うん。でも、誤ってくれたからいいや。私も、何か怒っちゃって小テストちゃんと書かなかったし…。」

真梨奈:「それで、2限…。なるほど。」

南:「…ごめん。それだけとか言って。」

「いや、いいよ!全然。気にしないで南。」


そう言ってお弁当のお握りを一口食べる。