ガバッと真梨奈が私に抱きつく。


真梨奈:「ギュウッとか抱きしめられた?!」



大きな声でニッと笑う真梨奈に、花が面白がって花も抱きついてくる。


花:「そしてそして!!、チュウーッとかぁ!?」


アハハっと笑う花に、南まで一緒になって抱きつかれる。



南:「そんでもって!"大好きだぜー!吉崎ぃ〜!!!"なぁーんて叫ばれて!?(笑)」



3人に抱きつかれて、真っ赤になり焦る私は慌てて口を開く。




「ち、違っ……」


高木先生:「長嶋ぁあ!!んなこと言ってねぇぞ俺は!!!そこ4人早く車乗りやがれっ!」


私の言葉を遮って、息を荒くして高木先生が怒鳴る。



いいいいいつのまに!!


は、走ってきたの!?


ってか!今の、聞いてたの!?




花:「きゃぁー!(笑)」


南:「逃げろーっ!(笑)」


真梨奈:「ほら、奈緒!(笑)」


「わっ!」


グイッと真梨奈に引っ張られて、逃げ出す。


振り返ると、高木先生は自分の頭を片手でくしゃくしゃさせながらこっちを見てる。