…―日曜日




ガチャ


あ、高木先生だ!



玄関の開ける音にそう思い、勉強机に開けていたノートをパタンと閉じて時計を見る。



[15:21]


今日は、早いなぁ。



カチャッと自分の部屋のドアを開けると調度、高木先生がリビングのドアを開けていた。


「あ、お、おかえりなさい。」


慌てて声を上げると同時に赤くなる頬。


高木先生:「おう!ただいま。勉強してたのか?」


きっと、いつも私は休みの日は真梨奈達と遊ぶか、リビングで寛いでるかが多いから、部屋から出てきた私にそう、思ったのかな。


「あ、はい。一応2週間後には一次試験なので。」


高木先生:「そうか。吉崎は筆記の方が得意だからな!面接試験、通って良かったよ。ははは。」


その言葉にムッとして答える。


「…ちゃんと言えました!練習よりずっと上手く!」


フンと怒ると、高木先生はまた笑う。



「先生は、大学は何で行ったんですか?」



高木先生:「俺は…。吉崎と違って、高校時代はバカだったから、そんな良い成績もなかったし、公募も貰えなかったしな。普通の一般だ。」



うーんと考えながら先生は話し出す。