「だから、優絵だっつってんだろ」 何度言わせるんだとばかりに眉間に皺を寄せるお兄ちゃん。 「え?」 わかってない二井くん。 はい、私の名前覚えてない決定―――!! ギャハハハハ、と木戸先輩の堪えきれずに爆発した笑い声がムカつく。 「だからさぁ二井~、コイツはね、猫を妹の代わりにしてんの。可愛い可愛い妹の代わりにね!」 木戸先輩、いい加減にしてくれる!?