お兄ちゃんは危険な××!


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「おいおい須藤、学校に動物を連れてくるんじゃないと何度言ったらわかるんだ」


授業開始のお決まりのチャイムが鳴って、

教室に入ってきた先生はお兄ちゃんの机の上に鎮座している私を見つけるなりそう注意してきた。


お兄ちゃんは顔色ひとつ変えないで、一瞬ペコッと頭を下げた。


「すみませんでした」


「でした、じゃないだろ。全くお前は、しっかりしてるくせにこういうことは……」


淡々と謝罪を述べただけで猫をどうにかしようとしないお兄ちゃんに、先生はブツブツ言いながらもチョークを手に取って板書を始める。




って、ちょっと待った―――!!