「どうしていつもいつもお母さんのツボを心得てるの?最高!!」 ええ―――っ!!? 私は猫の姿のままカポーンと口を開けて、グリグリと頬を寄せてくるお母さんに失望した。 お兄ちゃんは面白そうに嫌な笑顔を浮かべて私を見てる。 むかつく―――!! 「じゃあ俺そろそろ学校行くわ。優絵も連れてくから返して」 連れてく?? 私このままで学校行くの!? 爪を立てて抵抗しようとする私にはお構いなしに、お母さんはしぶしぶ私をお兄ちゃんに引き渡し、名残惜しそうに頭を撫でてきた。