「あのさ、須藤さん」 「何!?」 あっ しまった、 ついお兄ちゃんに言うときの勢いのまま言っちゃった。 それでも二井くんは気にしていないようで、アレアレ、と実験室の部屋の隅を指差した。 ん?とそちらに目をやると、そこにはもぞもぞと動く何か小さいものが。 「ネズミって、アレじゃないの?」 「!!」 コソコソッと二井くんが私に耳打ちしてきて、私は目を凝らしてソレをもう一度見た。 「ほっ、ほんとだ!」 確かにネズミだ! でかした、二井くん!