「どうするの?早くなんとかしなきゃ、また飴が降ってきちゃうよ!」 私はプンスカと腹を立てつつ、お兄ちゃんに解決策を求めた。 二井くんに手伝ってもらってなんとか体勢を持ち直したお兄ちゃんはすまして、簡単なことだ、と言って人差し指を天に向けた。 「ネズミを探しだしてスイッチを吐かせればいい」 「ネズミはどこなの?」 「学校のどこか」 「そんなのわかってるよ!」 聞きたいのはそういうことじゃないー! ひーん、と私が泣き真似をしていると、二井くんがつんつんと私の制服の袖を引っ張った。