「や、自分で着替えられるから…」 近づいてくる変人から逃げようとしたわたしの手首を捕まえて、ベッドの上に上がりこんできた。 恐る恐る見上げたわたしと目があうと、お兄ちゃんはにやりと笑って わたしの喉がごくっと音を鳴らした。 「なぁ、優絵…」 固まるわたしに、お兄ちゃんはそっと耳元で囁いた。 「俺のこと好きだろ」 その言葉に、わたしは大きく目を見開いた。 なんで それを 知ってるの?? そうだけど。 まさにその通りだけど