目が覚めると、もう外は暗くなっていた。
何時だろうと時計に目をやると、もう22時だった。
こんな時間なのに、同じ部屋の日菜子と怜奈ちゃんがいない。
もしかして二人とも課題が終わらないのかな。
課題が終わるまで寝かせてくれないとかお兄ちゃんが言ってたもんなぁ。
日菜子、生きてるかな。
あくびをしていると、ドアが開いてなぜかお兄ちゃんが入ってきた。
なんでお兄ちゃんが?
「優絵、熱下がった?」
お兄ちゃんはきょとんとするわたしのおでこに手を当てて、熱がないか確認した。
わたしの熱が引いているのがわかると、満足そうにひとつ頷いて、隣のベッドに腰を下ろした。



