「優絵ごめん」 やっぱりそうなんだ。 お兄ちゃんがわたしを実験台なんかにするから、こんなことに… 「俺が騙したのが悪かったんだよな。優絵のやる気をださせようとしたばっかりに…」 へ? 「騙した?」 「うん。実はあれ、薬なんかじゃなかったんだ」 く、薬じゃない? 「え。それじゃ、さっきわたしが飲んだやつって…?」 「お菓子。ただのラムネ菓子」 硬直した。