自販機の近くまで来たとき。
「あ、すぅちゃん!」
私に向かって手を振る人影が見えた。
私をすぅちゃんなんて呼ぶ人は1人しかいない。
「怜奈ちゃん!」
そう、私をすぅちゃんと呼んでこっちに走ってくる彼女こそ怜奈ちゃん。
ショートヘアーがまぶしい太陽みたいな女の子。
怜奈ちゃんは私のところまで走ってくると、少し息を切らしながらニコッと笑った。
「あんた大活躍だったんだってねー?どうしたどうしたーっ?」
「えへへ、なんか…活躍しちゃった♪」
「やべ、雨降るかも。うち傘持ってなーい!」
「降らないよ!」



