「ごめんなさいごめんなさいわたしは体力なしのぶすでございやした」 「わかりゃよろしい」 ふんと笑って腰を下ろした。 むっとしながらも、余計なことは言わないほうがいいと学習したのわたしは大人しく隣に腰を下ろした。 玲人の顔をそっと伺うと、玲人は何も言わず、じっと海の遠くを眺めている。 ザザン、と押しては引く波とクークー鳴いているカモメの声。 日菜子の顔で、 そんな悲しそうな顔しないでよ……