玲人は一瞬きょとんとしたあと、すぐに真面目な顔になった。 「それは無理だ」 「どうして」 「出れなくなった」 カポーン、と口を開くと、玲人はクスクスと笑った。 「変な顔」 「…あんたねぇっ」 私はフルフルと拳を震わせた。 どうするの!? 日菜子からコ、コイツが出られないなんて! 私、こんなかわいくない日菜子見るのもうイヤなのに――! それにこのままじゃ日菜子のトイレとかお風呂とか着替えとかまで危機だわ! それどころか修学旅行じゃクラスの女子みんな危機だわ――!!