ねぇ、満月。




「いずれ俺の気持ちがお前にも
分かるときが来るさ」


まだ親父は笑っていた。


よくこの状況で笑って
いられるな!!


そんなもん分かって
たまるもんかっ!!


怒りが沸き上がってきた。