都賀くんの家に着くと
居間へと案内された。


「満月の好きに使って
くれていいからな」


「うん。ありがとう」


「何かいる物とかあったら、
言えよ。
コンビニに行って買って
くるから」


私はぎゅっと都賀くんの服の裾を
掴んだ。