ねぇ、満月。




そんなことを思っていたせいか
私の少し前のほうに美雪が
いた。


「みゆきーっ!!」


名前を呼んでも美雪は
反応しなかった。


聞こえなかったのかな?


私は美雪に近づき、


「美雪ってば!」


もう一度呼んで肩を叩いてみた。