私、何時の木漏れ日は転勤で、地元大阪からはるばる東京に引っ越して、初めての夏を迎えている。

…その日は仕事も休み、家でごろごろしておりました。
ベッドの上で何気なく電子辞書を開いて見ていたもの。

百人一首。

「…そう言えば、中学生の時、必死で覚えたっけ。百首マスターした時は嬉しかったなあ。
ささやかだけど、学校代表で学区内の他校対戦、百人一首大会にも出たっけ。
今となっては良い思い出…」


-み~ん、み~ん。-

「…だったっけ?いや、確か違ったな。
…そう、ヤツだ。ヤツのせいで…(´д`#)」