針を抱えたハエがアシャワヒシュタに向かって飛ぶ。

このハエは体当たりすることで、抱えた針とともに敵を貫通するのが目的である

かなりのスピードである

もともとハエは昆虫の中でも、かなり飛翔能力が優れた部類に分類される


アシャワヒシュタ:ふーっ


アシャワヒシュタがハエに向かって息を吐く

その息が炎となって、ハエを焼き尽くす。が、ハエの飛翔能力は高い。炎を避けてアシャワヒシュタに向かう

さすがのアシャワヒシュタもいろいろな方向から来られては、対処に困る


アシャワヒシュタ:くそっ・・・ちょこまかと・・・

アナーヒター:空気を潤せ・・・大気に潤いを・・・

フシャスラワルヤ:熱を閉ざせ・・・凝縮せよ・・・


アナーヒターとフシャスラワルヤがともに唱える

来たれっ!!雨雲よっ!!

今、まさに戦っている場を雨雲が覆い、大粒の雨が降り出す

雨によりハエがボトボトと落ちる


ドゥルジ:おのれっ!!天空神フシャスラワルヤめっ!!

ウルスラグナ:おっ!!神様が全員参戦じゃね!?

スラオシャ:ドゥルジがそれだけ手ごわい敵と言うことですね

アールマティ:それもありますが、我々が来たのは、この後の総統アンラマンユとの戦いに備えてのことです

ドゥルジ:何をしているっ!!さっさと片付けろっ!!ダエーワどもっ!!