全く、可愛いげのねぇヤツだ。 返事くらいしやがれ! 心の中でそうののしりながら、確認済みのメールボックスをもう一度開いてみる。 《件名:三つ目探偵事務所様への依頼》 これは、昨日ネコが確認していたメールだ。 冬我はその次のメールを開き、画面にグイッと顔を近づけた。 このメールは本物か? だとしたらエライ大金が転がり込んでくるチャンスだぞ。 そう思うと、昨晩のネコと同じように舌を出し、上唇をなめた。 本当でも偽物でも、この依頼者に連絡してみる価値はありそうだ。