そしてまた立ち上がると、今度は新田へ向けて、 「例えば、このロゴを見た時に『最初の催眠状態へ戻る』という催眠をかけられていたとすると、いつまで時間が経っても誰かにコントロールされた状態から抜け出すことはできない」 と言った。 「つまり、二重の催眠か……」 そう呟き、新田は眉間のシワに指を当てた。 「ねぇ、幸也君。問題はあなたがどこで催眠にかかったか、なのよ」 「……サイトに登録する時」