「今度はなんだ?」 「仕事ってことは、お金取るんじゃないですか!?」 その言葉に冬我が、 「譲ちゃん、そんなの当たり前だろう。金取らなきゃどうやって生活してくんだ」 と、豪快な笑い声を上げた。 「安心しろ。金は俺の親父が出すことになってる。 元々事件の手伝いを頼んできたのは親父だからな」 と、幸也は言った。 「でも……」 「そんな事より、本題へ入ろう」 金銭的な問題を気にする紗耶香を尻目に、ネコが一枚の紙を手渡した。