祐樹くんは強引にあたしの手を掴んだ


えーい!どうにでも なっちゃえ!


開き直ったあたし


二人で カラオケに行って
食べ物も注文して


食べて歌って
さっきまでのモヤモヤ感も 吹っ飛んだ


「楓!『あーんして…』」


ポテトをあたしの口へ近づけた。


「いいよー 自分で食べるから!」


それを手で取り 食べると
佑樹くんは クスクスと 笑ってた。