店を出て すぐ彰くんは手を離し 「いいのか?祐樹のこと 好きなんだろ?オレには 解るよ!」 「うん!もう会わないし」 「ちょっと話そうか」 と 公園のベンチに座った あたしは彰くんに ずっと 梓の彼として会って いつしか惹かれてしまったことを告白した 「でも このことは言わないでね! 彰くんと千代美だけしか 知らない話だから!」 「諦めるなら オレと始める? オレは楓ちゃんなら いいよ」 「・・・そうかもね(笑)」 「笑って誤魔化すなよ」 と 笑った。