改札を出て海岸を目指す。
後ろの山間に雲が掛かり、少し風が強く感じた。
明るい栗色の里佳子の髪が、その風でたなびく。
授業を抜け出した高校生のカップル。
海岸。
そして、夏……。
思い切りベタな青春ってやつか?
そのベタを求めにわざわざ電車に揺られて来た里佳子。
なんだか彼女のイメージからは想像つかない。
駅の売店で買ったミネラルウオーターを飲みながら、僕等は砂浜に降り立った。
「持ってて」
里佳子がペットボトルを僕に渡した。
何をするのかと思ったら、靴を脱ぎ始めた。
そして、僕の肩に手を乗せてソックスまで脱いだ。
裸足になった彼女は、
「加瀬も脱ぎなよ。気持ちいいよ」
と言って、波打ち際へと走り出した。
あいつ、マジで青春してやがる……。
後ろの山間に雲が掛かり、少し風が強く感じた。
明るい栗色の里佳子の髪が、その風でたなびく。
授業を抜け出した高校生のカップル。
海岸。
そして、夏……。
思い切りベタな青春ってやつか?
そのベタを求めにわざわざ電車に揺られて来た里佳子。
なんだか彼女のイメージからは想像つかない。
駅の売店で買ったミネラルウオーターを飲みながら、僕等は砂浜に降り立った。
「持ってて」
里佳子がペットボトルを僕に渡した。
何をするのかと思ったら、靴を脱ぎ始めた。
そして、僕の肩に手を乗せてソックスまで脱いだ。
裸足になった彼女は、
「加瀬も脱ぎなよ。気持ちいいよ」
と言って、波打ち際へと走り出した。
あいつ、マジで青春してやがる……。



