さよなら異邦人

彼女達がうちに来てまだ一晩しか経っていないのに、もうこのあり様。

この先どうなるのやら。

その晩の夕食は、何だか気まずい空気が食卓を覆った。

ニキータがアニータと僕達の為に夕飯を作ってくれると言っていたが、結局は酔っ払ってしまい、殆ど妹のアニータが作る事になってしまった。

僕も手伝おうとしたのだが、どこか彼女はつんけんしていて、一切手伝わそうとしなかった。

そんな事もあって、食事の間中誰も喋らないものだから、やたらと食器のかちゃかちゃという音だけが耳障りに感じられた。

夕食後、リュウノスケが、

「これからは順番でシャワーとか入浴をしよう」

と言い出し、コピー用紙に順番を書いて部屋に貼った。

一番目がアニータで、次が僕。

三番目がニキータで、最後が、何時に帰って来るか定かじゃないリュウノスケ。

早速その順番でお風呂に入る事になった。

その間に、夕食後の後片付けをリュウノスケとした。

「お前、今朝アニータの裸を見たんだって?」

出た……リュウノスケの事情聴取。