ロビーの床に座り込み 動こうとしない一真を 松本先生が、声をかけ 動かそうとする… 待合の椅子に座ったものの… 抜け殻のような状態… 俺と、翔平が松本先生に呼ばれ、 一真の両腕を担ぎ、 2人で家まで連れて帰った 右手に握りしめられた手紙… 「なぁ… 勝哉…翔平… 俺って、 そんなに頼りないヤツだったのか?」 一真の家の前に着いた時、 そう呟いた