日曜日になり、天気は快晴。

デート日和(?)になりました。


「で、どこに行くの?」


ちなみに、現在七月。

なんだかめちゃくちゃ暑いのです。


「遊園地」


そう言って漆は三つのチケットを取り出した。


「勝手に決めるなよ!」


そんな漆に怒っている想。

あたしは久しぶりな遊園地という単語にちょっぴり喜びを感じていたりしている。


「あたしは別にいいけど」


結構喜んでいる人の言葉だとは思えない。

むしろあたしは遊園地に行きたいのである!!


「……じゃ、遊園地にしましょうか……」


こんな感じで決定した。

ってか、漆がチケット持ってた時点でほとんど決定だったけどね。