そして私は不幸なんだと知った。 外の世界はこんなにも明るくて、楽しそうで。 羨ましい。 そんな気持ちはいくつもいくつも積み重なった。 気がつけば私は、 「死にたい」 と思うようになっていた。 皮肉にも、私が生きているという実感は「死にたい」という感情から生まれてしまった。 私は何のために生まれてきたんだろう。