
- 作品番号
- 444054
- 最終更新
- 2010/10/29
- 総文字数
- 215,945
- ページ数
- 337ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 72,922
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
青春・友情43位(2010/10/08)
こうするしかないんだ、と言い訳をする自分が
心底嫌いになった。
イジメを黙認して
流行りの物に翻弄されて
薄っぺらい友情で周りを固め
保身の為に嘘を重ねるだけ。
周りに合わせる事でしか
自分の居場所が無いと知った。
************
『ティーン・ザ・ロック』
---キミに出会えて変われたんだ。
ねぇ、一緒に。
一緒にここから解放されよう――――……。
************
7月某日、執筆開始
10月1日、完結
*special thanks*
羽樹緩真サマ
櫻井千姫サマ
ぷきんサマ
水野ユーリサマ
NANAサマ
いいよサマ
げっこサマ
日向るいサマ
桜井 響華サマ
長月一花サマ
奏希サマ
素敵レビューありがとうございますッ!
この作品のレビュー
現代において、 「皆と同じ、一緒」は生きていく上でとても便利。 型にはめられたくないと嘆きつつも、それを飛び出すのが怖くて、なかなか「本当の自分」を出すのは難しい。 主人公はそれに疑問を抱き、そして道を進んでゆく。 同じように悩み苦しむ仲間を見つけ、どうしようもないことにもちゃんと前を向く主人公の姿が、私には眩しかった。 とにかく読んでみてください。 素晴らしい作品をありがとうございました。
現代において、
「皆と同じ、一緒」は生きていく上でとても便利。
型にはめられたくないと嘆きつつも、それを飛び出すのが怖くて、なかなか「本当の自分」を出すのは難しい。
主人公はそれに疑問を抱き、そして道を進んでゆく。
同じように悩み苦しむ仲間を見つけ、どうしようもないことにもちゃんと前を向く主人公の姿が、私には眩しかった。
とにかく読んでみてください。
素晴らしい作品をありがとうございました。
型にはまってはめられて
上手に生きていくのはカンタンでタイヘン。
困らせたくない
嫌われたくない
はみ出したくない
ひとりはイヤ
縛り付けたのは周りか、自分か
がんじがらめになったその鎖の鍵を持っていたのは
はじめて好きになったひとだった。
哀しみに暮れても何度でも
自分を奮い立たせてくれるもの
怒りに身を焦がしても
守りたいと知る感情
ひとりじゃないから
あなたの為に戦えた
逃げ出す針路もあなたとなら。
傷つけられることには敏感で
傷つけることには鈍感で
繊細で脆くて
だけど誰よりもなによりも強くなれるのは
きっと一番純粋なこの年代
痛いくらいの激しいリアル
ぜひご一読。
日々の幸せが崩れ去るのは、一瞬の事で…
今まで築き上げてきたモノは何だったのだろうか?と疑問に思う事がある。
そして、不幸の連鎖は恐ろしいモノで…
更なる真実を呼び起こし、ドン底へと突き落とす。
そんな時、たった一人でも見方で居てくれたなら…
辛くても、悲しくても、歩いて行ける。
―――神様が引き寄せ、運命的な出会いをした葉瑠と悠馬。
二人の真実や過去は壮絶なモノだったが、出会った事で、お互いを変えていき、惹かれ合う。
ティーンのリアルな日常、感情が再現されていて、まるで映画を見ているようでした。
葉瑠と悠馬の辛くても、決して現実から逃げない姿、感動出来ます。
是非、御一読を!!
この作品の感想ノート
奏希サマ
完読、本当にお疲れさまでしたー!!
そして素敵過ぎるレビューも頂いてしまい恐縮です…!
本当に、ロックに騙されてやって来て下さった方が沢山いるみたいで…(^_^;)申し訳ない様なラッキーだった様なw
最後の最後に明かす俺マジ鬼畜(黙
葉瑠の様な生き方はカッコいいですが、やはり周りから見ると何なの、と思う様な事でもあるんですよねー
合わせることも大切、でも本当に大事な所は拒否が出来る強さ。それを伝えられたらと思い、書き上げました。
ダラダラで暗いお話でしたが、本当に完読ありがとうございました!!
私もまたお邪魔させて頂きますねー!
お久し振りです!
完読しました。…読むのが遅くて申し訳ありませんでした(゜ロ゜)←
ロックのロックはロックだったんですね!
音楽ものを自身が書いていたのでてっきりそっちだと思ってました。
…のわりに音楽ちっとも出てこないなと(´・ω・`)笑(いや、薄々気付いてましたよ途中から←)
わたしはどちらかというと平々凡々に暮らそうと思ってしまう人間なので、この作品は夢ですよね。
葉瑠ちゃんのような苦しい経験はしたくはないけれど、彼女達は現代に生きるわたしみたいな奴よりよっぽど素晴らしいと思います。
わたしも、そんなふうに生きたい。
…でも、そういう自分を変えられない。
もがき苦しんで、「はあ」、と毎日嘆くけれど、枠にはまっていたいわたしも居るんですよね。
…十代のリアルを読めたかなと。
これからも執筆活動応援してます。
素敵な作品ありがとうございました(*^^*)
長月一花サマ
こんにちは!
こちらこそ素敵なレビューを頂いていたのに、反応できずに申し訳ありませんでした(;O;)
身に余るお褒めの言葉ばかりを頂けて…もう、頬がゆるゆるです(笑)
心理描写、結構皆様からもリアルだと仰って頂けていたのですが、長月サマにそう仰って頂けて安心致しました。
女の子なら誰でも経験したであろう、恋のドロドロ。
ある意味昼ドラよりも、醜く暗い争いだったと思います。
お互いが腹の読み合い。
仲良くしていても、どこかで諦めろ、とか振られないかな、とか
結構酷い事を思ってたりするものですよね。
それほどまでに男の子の存在って言うのは、中高生にとって大きいものだと思います。
その頃の心情を思い出しながら書き綴っておりましたので、結構私のリアルが伝わって行ったのではないかと(笑)
“友達”の存在って、自分を縛ると思うのです。
自由に意見も言えない、嫌な所にも目を向けなければならない。
でもそれが人付き合いであって、至極普通の事だと思います。
葉瑠はその“友達”が居なかったからこそ、自分の感情をあそこまで露わにできたのかもしれません。
そして、彼。
彼の存在があったからこそ
“彼の”為ならどんな事だってできる人になれたのです。
自分の為だけなら、葉瑠もあそこまで強くなれなかったのではないかな、と思っております^^
正に長月サマの仰る通りで、分かって頂けたんだなぁーと感動しておりますwww
思い入れの強い作品になれたのも、こうして面白かったと仰って下さる方々が居るからこそ。
本当にありがとうございました!!私も近々お邪魔させて頂きに参りますね!!
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