「そろそろ、俺は学校に行くけど 早川は学校に行かないのか?」 いつの間にか寝癖は きちんと直っていて いつもの先生になっていた。 「…行かない」 私は小声で言った。 どうせ学校に行ったっていじめられるだろうし。