ねぇ、先生。




そして遠足の日。


私と亜優は先生に
朝早く湯田高原に来るように
頼まれていた。


それで湯田高原に
向かっていた。


その途中で学校から出てくる
沙月の姿を見つけた。


私は咄嗟に隠れた。


その時の沙月は
なんだか嬉しそうに笑っていた。