「私は沢谷 美雪(サワヤ ミユキ)。
あなたが高原で倒れているのを
見つけて私の部屋で
看病してたのよ」


「…そうだったんだ。
ありがとうございます」


「いえいえ」


美雪さんは気さくな人で
見ず知らずの私に優しくして
くれた。