―――宿題も無事に終わり、あたしは始業式を迎えることができた。








「ゆうたっ!ゆうとっ!」







登校していた彼らを見つけてあたしは思わず呼んでいた。








二人はあたしが呼んだことがまるでずっと前から知っていたように、ひとつも驚きはせず振り返った。








「おはよ、薫。」







「おはよう。」






二人はあたしを入れるためにわざわざ間を開けてくれた。








「…やっと始業式だよね。」







あたしは宿題が終わった嬉しさと、これから始まる学校生活に胸をふくらませていた。







「みんな同じクラスだといいよね。」






―――一年のときは同じクラスだったから…―――。








「「そうだね。」」







あたしは二人の何気ない顔に微笑まずにはいられなかった。







―――悠太も悠斗も、なんか緊張してそー…






…というのは、あたしの気のせい?







そんなことを考えている内に、学校まで着いていた。