君はガラスの靴を置いていく







----------------それに、彼女は欲しいと思うけど今すぐではないんだよね。

現在、割りと楽しく生活出来てるし。




『うーん、好きな人は居ないけどごめん。茜ちゃんとは付き合えない、かな。』


俺がそう言うと、茜ちゃんはすぐにウルウルと目を潤ませた。


やばい、出た。俺の苦手なパターン。



『わ、私全然可愛くないし、先輩とは釣り合わないかもしれないけど努力します。だから………ダメですか?』



こうゆう時は決まって思う。

あぁ、面倒くさいなって。


だって仮にこれで付き合ったとしても、別れようって言ったらまた努力するって言うんでしょ?


俺は付き合い方も軽いけど別れ方も軽いのがいい。




『ごめん、付き合えない』


俺はそう言って、その子を振った。


その後、教室に行きまるにこの事を話すと
“もっと優しい振り方があるだろ”って怒られた。


そう言えばまるには何回かこの件で叱られてるっけ


優しい振り方ってなに?


だって俺の事好きって言っても駄目だったら違う人に行くじゃん。

どうせあんな風に涙を見せても、俺じゃなきゃ駄目って訳じゃない。

恋愛ってそんなもんじゃないの?


俺だって過去にフラれた事あるけど、合わなかったんだなとか次、探せばいいやとかしか思わなかったよ。


まだ17歳だし自由に恋愛していいんだから楽しまなきゃ損じゃん。

俺、間違ってる?