「どうも」

「どうも」

あれ以来の再会になんかぎこちない

和哉さんの車に乗るとすぐに

「お前は もうオレに会うつもりなかっただろう」

「えっ?」

「携番 嘘を教えただろう」

「えっ?」

「えっ じゃないよ」

「嘘じゃないよ 090-××××ー0×22でしょう」

「ハァ?090-××××ー0×23と言っただろう?」

「そうだったっけ?」